献体・臓器提供 - あなたの体を医療のために役立てませんか!
死後の究極の社会貢献手段は、献体です。献体と臓器提供に関する情報を提供しています。
献体
死後の究極の社会役立ちの手段は献体です。
生前に登録をしておくと、死後遺体が大学等に持ち込まれ、さまざまな人体解剖学の研究に役立ちます。これらを正常解剖と呼びます。
献体する側も無条件・無報酬が原則ですが、それだけにアフターケアも万全です。
通常、葬儀の後、ご遺体は出棺して火葬場に向かうことになりますが、献体される場合は向かう先が火葬場でなく大学病院であるという点が異なるだけです。
研究などの仕事が済めばきちんと火葬されて、遺族の元に返されます。
但し、死亡の時期や大学にもよりますが、遺骨が返還されるまで2年以上かかることもあります。
なお、いずれの大学でも献体された方々のために、大学の公式行事として毎年慰霊祭が行われます。
また、献体を実行された個人には、文部大臣から感謝状が贈られます。
身寄りの無い人は大学内の納骨堂や慰霊碑に合祀されます。
定期的な慰霊祭なども行われますから、自分の身体が役に立って、その上経済的な死後の身の振り方も決まる、一石二鳥の葬送方法でしょう。
献体の申込者は眼球や臓器提供を同時にされないことが望まれます。
遺体の引き取りから最後まで一切の費用は大学側で負担されます。
ただし、献体には身寄りのない方でも、市町村の同意が必要で、家族に一人でも反対が出れば献体は成立しません。
登録前には良く話し合って置くことが絶対必要です。
献体の申込
献体登録をするには肉親者の同意が必要です。
申し込み書を請求し、下記献体協会に必要事項を記入して送付すると、折り返し、献体先大学名と会員死亡のときの連絡方法などを記載した献体登録証(会員証)が送られてきます。
●(財)日本篤志献体協会
〒160-0023
東京都新宿区西新宿 3-3-23 ファミール西新宿4-404
電話 03-3345-8498
FAX 03-3349-1244
臓器提供
臓器提供は、あなたのいのちへの優しさと思いやりによる臓器の提供があってこそ成り立つものです。
臓器提供意志表示カードは、郵便局やコンビニにあります。
臓器提供の意思表示のために、提供したい臓器と、脳死後か心臓停止後のどちらかに○を付けた上、必ず署名をして下さい。
出来れば家族の署名があれば確実です。
臓器提供に関する問合せ先
(社)日本臓器移植ネットワーク
フリーダイヤル 0120-78-1069
インターネットによる意思表示も可能
参考
[臓器提供]
●(社)日本臓器移植ネットワーク
〒105 東京都港区虎ノ門 1-5-16 晩翠ビル3階
電話 03-3502-2071 FAX 03-3502-2072
[骨髄バンク]
●(財)骨髄移植推進財団
〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3-19 廣瀬第2ビル7F
電話 03-5280-8111 FAX 03-5280-0002
フリーダイアル:0120-377-465 月~金 9:00~17:00
●全国骨髄バンク推進連絡協議会 (全国に受付窓口あり)
〒160 東京都新宿区愛住町23-1 Woody21-9F
電話 03-3356-8217 FAX 03-3356-8637
[アイバンク(献眼)]
●(財)日本眼球銀行協会
〒101 東京都千代田区神田錦町 2-2 武内ビル4階
電話 03-3293-6616 FAX 03-3293-5140