尊厳死・成年後見 - 安らかで人間らしい自然な死を迎えるために 末期医療において、治る見込みの無い植物状態になった時に、自分の意志で治療を打ち切って自然な死を迎えたいと考える人は多いようです。自分の尊厳を保ちながら、安らかで人間らしい自然な死を迎えることは、個人の権利でもありますが、これが確実に実行されるためには、
まだ心身共に健全な内に、自分の意志を文書にして残しておくことが必要です。 尊厳死宣言の例私は死に際して、自然に逆らわず、安らかな死に方を自分自身で選び人間らしく死ぬことを主張致します。
私の病が治る見込みがなく、死期が迫っている場合には、ただ延命の目的だけの延命措置は一切行わないで下さい。
また、苦痛を和らげるための治療は、最大限実施して下さい。このことで、死期が早まっても構いません。 年会費3千円を納めて上記宣言書を協会に送ると、協会が登録保管し、コピー2通が返送されます。本人と近親者がこれを保持し、意思の継続を確認する仕組みです。 |